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世界唯一のミュージカル映画祭、第2回忠武路ミュージカル映画祭が22日開幕

世界唯一のミュージカル映画祭、第2回忠武路ミュージカル映画祭が22日開幕

Posted July. 19, 2017 09:45,   

Updated July. 19, 2017 09:54

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「ラ・ラ・ランド」「オペラ座の怪人」などの傑作ミュージカル映画を楽しむ祭りが開かれる。

中区(チュング)文化財団・忠武(チュンム)アートセンターが18日、忠武アートセンター、東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)、CGV明洞(ミョンドン)駅などで22日から30日まで第2回忠武路ミュージカル映画祭(CHIMFF)を開催すると発表した。CHIMFFは、世界で一つしかないミュージカル映画専門映画祭だ。昨年はソウル市が選んだ「2016年の今年の祭り」に選ばれた。

今年のCHIMFFのキーワードは、「ボブ・フォッシー(Bob Fosse)」だ。20世紀最高の振付師兼ミュージカル映画監督であるボブ・フォッシー(1927~1987)生誕90周年を迎え、献呈セクション「オール・ザット・フォッシー」を用意した。彼の映画監督デビュー作「スイートチャリティ」をはじめ、「キャバレー」「レニー」、カンヌ映画祭のパルムドールに輝く「オール・ザット・ジャズ」などを観覧できる。彼の同名ミュージカルを映画化した「シカゴ」も上映する。

ミュージカル映画祭だけに、差別化された公演も多い。開幕作「無声映画のライブ:シカゴ1927」は注目に値する。無声映画を見て、ジャズピアニスト「チョ・ユンソン」のピアノ、バンドの演奏を鑑賞できる。

閉幕作は「レ・ミゼラブル:25周年特別コンサート」だ。2010年、レ・ミゼラブルミュージカル創作25周年を迎え、英ロンドンで行われた記念公演の実況を国内で初めて劇場で見ることができる。壮大なサウンドと巨大なスクリーンを通して、実際のコンサート現場のような感じを醸し出したというのが主催者側の説明だ。

最新のミュージカル映画も紹介する。「エモ・ザ・ミュージカル(EMO the Musical)」は、10代の成長ドラマだ。ベルリン映画祭のコンペティション部門の進出作として良い評価を受けた短編映画を、ニール・トリフィット監督が長編にした。

キム・スンオプCHIMFF共同組織委員長は、「チケット代の敷居が比較的高いミュージカルが、スクリーンを通じて大衆に近づくことができようになった」と言い、「韓国映画の産室である忠武路の盛り上がりを期待する」と語った。CHIMFFは、8つのセクションで31本の作品を披露する。詳しい日程はホームページ(www.chimff.com)を参照。



鄭智煐 jjy2011@donga.com