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中ロ首脳、「対話と交渉」繰り返す

Posted July. 06, 2017 09:23,   

Updated July. 06, 2017 09:32

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中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は4日、ロシア・モスクワで首脳会談を終えた後、韓半島問題が含まれた共同声明を出した。特定問題に集中した両国の共同声明は異例。しかし、北朝鮮の繰り返される挑発に圧力を強化するという言葉はなく、対話交渉の主張だけを繰り返したことは問題という指摘もある。

両国は声明で、「北朝鮮の弾道ミサイル発射に厳重な憂慮を表明し、北朝鮮が国連安全保障理事会の対北制裁決議を厳格に順守するよう求める」としつつも、「対話と交渉を通じて平和的に問題を解決しなければならない。緊張を激化させるいかなる葛藤にも反対する」と強調した。そして、中国がこれまで主張してきた「双中止」(核ミサイル計画と大規模な韓米合同演習の同時中止)、「双軌並行」(韓半島非核化と平和体制構築の並行)を中露共同声明に盛り込んだ。

両国は、2005年の北朝鮮の核問題を話し合う6者協議の合意により、北朝鮮の核放棄と北朝鮮への経済・エネルギー提供を交換した9・19共同声明の順守を求め、「軍事的手段は韓半島問題解決の選択肢になってはならない」と強調した。北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射後、米国を中心に軍事対応を含む強硬措置が台頭することを懸念している。



尹完準 zeitung@donga.com