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さらに強くなったアルファ碁、人間と対決第2R開幕…柯潔とは3局の対局

さらに強くなったアルファ碁、人間と対決第2R開幕…柯潔とは3局の対局

Posted May. 22, 2017 08:31,   

Updated May. 22, 2017 08:32

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人間とグーグルの人工知能(AI)アルファ碁の囲碁対決第2ラウンドが、中国浙江省嘉興市烏鎮で23日から27日まで開かれる。昨年3月、イ・セドル9段とアルファ碁の初の対決は人間とAIの勝負だったが、今回は1対1対決、ペア囲碁、団体戦などで構成され、人間とAIの共存と協力の可能性も探る囲碁祭で行われる。中国囲碁協会と浙江省、グーグルが共同主催する今回の大会名は「囲碁の未来サミット(Future of Go Summit)」。

中国で「人機(人間と機械)対戦」と呼ばれる今回の大会で、「アルファ碁」は世界ランキング1位の柯潔9段と23、25、27日の3局、対局する。昨年、イ・セドル9段は1勝4敗でアルファ碁に敗れた。1対局当たり制限時間は3時間で、1分の秒読み5回が与えられ、中国の規則によって黒のコミ出しが7目半となる。優勝賞金は150万ドル(約17億ウォン)で、柯潔9段には出場料30万ドル(約3億4000万ウォン)が与えられる。

26日には団体戦(数人が話し合って力を合わる囲碁)とペア戦が行われる。団体戦はアルファ碁に対抗して中国棋士の時越、陳耀燁、ミ・ウィティン、唐韋星、周睿羊の5人が出場する。ペア戦は古力9段とアルファ碁が1チーム、連笑8段とアルファ碁が1チームとなって対決する。

 

アルファ碁は、イ・セドル9段との対局後、着実に力をつけ、昨年末に韓国、中国、日本、台湾のプロ棋士と60局対局し、「ネット対局」で全勝した。このうち3局は柯潔9段との対局だ。韓国と中国の多くのプロ棋士がアルファ碁の一方的な勝利を予想している。中国の棋聖と呼ばれる聶衛平9段も、アルファ碁の3勝を予想し、古力9段も柯9段が勝利する確率は10%程だと語った。



具滋龍 bonhong@donga.com