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文・安両氏の面談要請を断ったペンス米副大統領、そのわけとは…

文・安両氏の面談要請を断ったペンス米副大統領、そのわけとは…

Posted April. 19, 2017 08:26,   

Updated April. 19, 2017 08:27

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最大野党「共に民主党」の大統領選候補、文在寅(ムン・ジェイン)氏と第2野党「国民の党」の大統領選候補、安哲秀(アン・チョルス)氏側がそれぞれ訪韓中のペンス米副大統領に面談を要請したが、ペンス副大統領側から婉曲に断られたことが分かった。しかし、両氏側は「事実と異なる」と否定した。

ワシントンのある消息筋は18日、「文、安氏側がそれぞれのルートでペンス副大統領と会うことができるか打診してきたが、ペンス副大統領は選挙を控えた敏感な時に特定候補を支持する印象を与えたくなかった」と話した。また、別の米政府関係者も、ペンス副大統領の訪韓期間中、ホワイトハウス記者団に、「文、安氏側から面談を要請してきたのは確かだ。しかし、私たちは誰が当選しても共に仕事ができると考える」と述べ、ペンス側が面談を固辞したことを示唆した。

これと関連して、スーザン・ソーントン次官補代行(東アジア太平洋担当)は記者団との電話懇談会(カンファレンスコール)で、ペンス副大統領が両氏に会っていないことを確認し、「有力な両候補いずれも韓米同盟を大変支持しており、韓国の安全保障を最優先順位に置いていると見える」と話した。ペンス副大統領は3日間の訪韓を終え、次の訪問先の日本に向かった。

しかし文氏側は、「文氏がペンス副大統領に面談を要請したという内容は事実と異なる」と否定した。安氏側関係者も「面談を要請したはずがない」と主張した。



李承憲 ddr@donga.com · 黃炯? constant25@donga.com