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米ヘイリー国連大使「金正恩氏、道理をわきまえた人物ではない」

米ヘイリー国連大使「金正恩氏、道理をわきまえた人物ではない」

Posted March. 10, 2017 08:38,   

Updated March. 10, 2017 08:38

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米国のヘイリー国連大使は8日(現地時間)、「私たち(米国)は北朝鮮への対処方法を検討している。すべての選択肢がテーブルの上にある」とし、「今、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長を信じることはできない」と強調した。

ヘイリー大使は同日午前、米ニューヨークの国連本部で北朝鮮ミサイル問題を話し合う安全保障理事会緊急会議に出席した後、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)国連大使、日本の別所浩郎・国連大使と共同記者会見を行い、「彼ら(北朝鮮)は、日本国内の米軍基地をターゲットにすると言った。これは決して軽く受けとることはできない」としてこのように話した。そして、「そのためにすべての国が北朝鮮の行動(挑発)に対応する必要がある」と強調した。

北朝鮮との対話と交渉を主張する中国の提案に対しては、「私たちが向き合っているのは、道理をわきまえた人物ではない。他国なら対話と交渉を議論できるが、あの人(金正恩氏)はそのような人物ではない」と懐疑的な見方を示した。金正恩委員長を実名で論じてはいないが、金委員長が合理的な思考ができない人物という考えを示した。

しかし、ロバート・カーリン元中央情報局(CIA)分析官は同日、ワシントンのウッドロー・ウィルソンセンターで開かれた討論会「北朝鮮政権の理解」で、「金正恩は正常」と主張した。

ジョージ・ワシントン大学のセレステ・アリントン教授も、「金正男(キム・ジョンナム)氏暗殺や北朝鮮高官の相次ぐ粛清などは、金正恩委員長の強い掌握力を示す」と分析した。



뉴욕=부형권특파원 bookum90@donga.com · 워싱턴=이승헌 NY=プ・ヒョングォン特派員 특파원ddr@donga.com