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トランプ大統領、金正恩氏を初めて実名で批判

トランプ大統領、金正恩氏を初めて実名で批判

Posted February. 25, 2017 10:08,   

Updated February. 25, 2017 10:14

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トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権の最近の中距離ミサイル発射試験など各種挑発を受けて、「彼(金正恩氏)がしたことに対して私たちは非常に憤っている(very angry)」と述べる。

トランプ氏は23日(現地時間)、ワシントンのホワイトハウス執務室でロイター通信とのインタビューを行い、北朝鮮核の脅威を「非常に危険で容認できない(very dangerous and unacceptable)」として、このように明らかにした。トランプ氏が就任後初めて金正恩朝鮮労働党委員長の実名を上げるなど強力に北朝鮮を批判し、トランプ政権が近く超強硬対北圧迫カードを取り出すと予想される。

トランプ氏は、北朝鮮核の脅威への対策と関連して、「米国の同盟である日本、韓国のミサイル防衛システムを加速させることが多くのオプションに含まれている。それよりも多くの対策に関する話もあるが、どうなるか見守ろう」と話した。これは、優先的に高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島配備を早く推進し、国連による制裁、米国の独自制裁を同時多発的に検討するという考えのようだ。

トランプ氏は、ワシントンの一部で提起されている金正恩委員長との対話の可能性については、「私は絶対『ノー(No)』とは言わない。しかし、それ(対話)は大変遅れた(very late)」とし、現時点では対北圧迫に力を入れる考えを明確にした。トランプ氏は昨年の大統領選期間、「金正恩委員長とハンバーガーを食べて話ができる」と明らかにしていた。

中国が北朝鮮からの石炭輸入を禁止するなど圧迫に乗り出したことについては、「あの措置は有り難く思う」としつつも、「中国は望めば北朝鮮が引き起こす安保脅威をとても簡単にとても早く終わらせることができる」と話した。中国が今よりも強い対北朝鮮制裁に乗り出さなければならないという意味だ。



李承憲 ddr@donga.com