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中国、韓国産化粧品をまたもや大量に輸入不許可

中国、韓国産化粧品をまたもや大量に輸入不許可

Posted February. 08, 2017 08:31,   

Updated February. 08, 2017 08:31

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中国に輸出される韓国産化粧品が、昨年11月に続いて12月も大量に通関の許可が降りなかったことが分かった。

7日、中国質量監督検験検疫総局(質検総局)と駐中韓国大使館などによると、その前日に発表された「2016年12月の不合格輸入化粧品や食品のリスト」で、輸入が認められなかった外国産化粧品68品目のうち、19品目が韓国産だった。不合格となった韓国産化粧品は、人気品目であるエッセンスや洗顔剤、メイクアップベース、ファンデーションなどで、中国当局が要求する合格証明書等の関連資料をきちんと提出しなかったことが分かった。

不合格品品目数では、韓国が豪州(22)に次いで2位だったが、物量基準では、韓国産が2.5トンで、不合格処理となった全体輸入化粧品の半分以上(52%)だった。メーカー別では、イアソ―(10件)とオッティ(7件)が大半を占めた。業界関係者は、「昨年から質検総局が化粧品などの規制を大幅に強化しており、韓国産化粧品の摘発が増えている」と言い、「中国当局の強化された規定を入念に調べて対応する必要がある」と語った。

駐中韓国大使館の関係者は、「サード(THAAD、高高度ミサイル防衛システム)の韓半島配備推進への反発で、中国がさまざまな方法で報復性措置を取っている」としながらも、「しかし、韓国化粧品の通関不許可処分はこれとは直接関係がないものと見ている」と語った。

一方、韓国メーカーのリンゴジュースやラーメン、お菓子、海苔、米などの食品も、昨年12月だけで20トン以上が通関不合格処分を受けたが、そのほとんどが成分基準値を超えたり、表記が間違ったものだった。

質検総局が昨年不合格処分を下した輸入化粧品や食品の件数基準ランキングで、韓国は219件で、台湾(746件)に次いで2位であり、米国(208件)や日本(188件)、フランス(137件)などの順だった。



具滋龍 bonhong@donga.com