Go to contents

米フロリダ州の国際空港で銃乱射

Posted January. 09, 2017 08:30,   

Updated January. 09, 2017 08:35

한국어

米フロリダ州南東部のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港で6日、銃撃事件が発生し、少なくとも5人が死亡、6人が負傷したと、AP通信が報じた。昨年の人種問題による銃撃に続き今回の事件の容疑者も元軍人だった。

同通信によると、米東部時間基準で同日午後1時頃、フォートローダーデール・ハリウッド空港の第2ターミナルの手荷物受取所で銃撃事件が起きた。銃声が鳴ると、空港利用者が悲鳴をあげて空港出口に殺到したため大混乱となった。負傷者は近くの病院に搬送され、容疑者は現場で警官に逮捕された。米連邦検察によって裁判にかけられたエステバン・サンティアゴ容疑者(26)は有罪が確定すれば死刑を受ける可能性があると、AP通信が伝えた。正確な犯行原因は明らかになっていないが、検察はテロの可能性も排除していない。公訴状によると、サンティアゴ容疑者は犯行を計画し、アラスカでフロリダ行き飛行機の片道チケットを購入した。出発する時、法的手続きによって銃を荷物として預けた。フォートローダーデール・ハリウッド空港に到着した後、手荷物受取所でカバンを受け取り、トイレに行って銃を装填した。サンティアゴ容疑者は弾倉を2つ持って9ミリ口径の半自動拳銃を人々に向かって10~15発乱射した。

サンティアゴ容疑者は、イラク戦争に派兵された10ヵ月を含め9年間、軍に服務した。昨年11月、アラスカ州アンカレジ連邦捜査局(FBI)を訪れ、「情報機関に心を操縦されている」と主張した。FBIに銃を渡して精神鑑定を受けたが、精神疾患と判定するには不十分という判定を受け、1ヵ月後に銃が返却されたことが明らかになり、論議が起こっている。



趙은아 achim@donga.com