Go to contents

世界初「乗客を乗せた」無人運転バス、フランスで試験運行

世界初「乗客を乗せた」無人運転バス、フランスで試験運行

Posted September. 05, 2016 08:32,   

Updated September. 05, 2016 08:37

한국어
運転手のいない状態で走る自律走行バスが、世界で初めてフランスで定期運行を開始した。自律走行が未来技術のトレンドとして徐々に定着している。

3日(現地時間)、AFP通信によると、最大で15人の乗せられ全長4メートルの無人電気ミニバス2台が、フランスのリヨンで同日から試験運行を開始した。バスは1年間試験運行することになり、最高時速20キロ、平均時速10キロの速度で走れる。

フィンランドや日本でもすでに運転手のいない自律走行バスを試験運行をしたことはあるが、長期間に渡っての定期運行は初めて。

このバスを開発したフランス企業「ナブヤ」のクリストフ・サペ最高経営者(CEO)は、「バスは現在の位置を正確に知り、周辺で起きる出来事を感知して衝突を避けることができる」と説明した。

ただ、バスは車の流れに割り込むことができない上、走る路線の中にほかの車が割り込めないようになっている。運行コースは10分足らずで、リヨン市内のバス停5ヵ所だけに止まる。バス1台の価格は約17万ポンド(約2億5000万ウォン)。

自律走行車技術の開発や投資が盛んに行われている。4日、日本NHKによると、トヨタや日産など日本の自動車メーカー7社は今年、自律走行車の研究開発費として史上最大規模である2兆8020億円(約30兆2600億ウォン)以上を投入する予定だ。前年より2.4%が伸びた数値だ。



박은서 パク・ウンソ記者 기자clue@donga.com