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大統領顧問の夫、トランプ氏に毒舌

Posted March. 20, 2019 08:09,   

Updated March. 20, 2019 08:09

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「すべての米国民は、トランプ米大統領の精神の健康と心理状態を真剣に考えなければならない。状態がますます悪くなっている」

「大統領の口」と呼ばれるケリーアン・コンウェイ米大統領顧問(52)の夫で弁護士のジョージ・コンウェイ氏(56)が、大統領に毒舌を浴びせ、妻の立場を苦しくしていると、CNNなどが18日付で報じた。

発端は、トランプ氏の週末の「嵐のツイート」。トランプ氏は17日、米国の代表的なコメディショーSNLで風刺されると、「SNLが民主党だけでなくロシアとも結託したことは明らかだ」、「連邦通信委員会が調査すべきではないか」とツイートした。

企業法専門弁護士のコンウェイ氏は、直ちにツイッターに、米精神科協会が出した「精神障害に対する診断と統計便覧」で、「自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic Personality Disorder)」と「反社会性パーソナリティ障害(Antisocial Personality Disorder)」の診断基準の説明部分を抜粋した。そして、「すべての米国民は直ちにトランプ氏の精神の健康と心理状態について真剣に考えなければならない。特に報道機関と議会、副大統領と内閣に対してもだ」と付け加えた。

コンウェイ氏は妻とは違って「トランプ狙撃手」で有名だ。昨年、あるポッドキャストで、「トランプ政権はめちゃくちゃ」と言い、今年に入って「大統領の精神健康の精密調査が必要だ」と主張した。トランプ氏側は「有名になりたくてしたこと」と反応を示していない。

夫の毒舌にコンウェイ顧問は冷や汗をかいている。コンウェイ顧問は同日、取材陣に「私は夫と同じ心配をしていない」と語った。コンウェイ氏も、「妻と私は政治性向が違う」と主張したことがある。二人は1995年に結婚し、4人の子どもがいる。


崔智善 aurinko@donga.com