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ロシアと欧州に接近する北朝鮮

Posted March. 18, 2019 08:34,   

Updated March. 18, 2019 08:34

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ベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談の決裂後、北朝鮮が米国以外の国々と頻繁に接触している。ハノイ会談後、米朝間交渉が膠着状態に陥り、北朝鮮がロシアやドイツなど他の国々に接近していると見られている。

イム・チョンイル外務次官など北朝鮮関係者が次々にロシア・モスクワを訪問したのに続き、ロシア上院代表団が16日、平壌(ピョンヤン)を訪問した。ドイツのガブリエル前外相も、今月中に訪朝する計画を明らかにした。

17日、ロシアのタス通信によると、ロシア上院代表団は21日まで北朝鮮に滞在し、ビジネス会議などを行う計画だ。ドイツのメルケル3期内閣で経済相、外相などを務めたガブリエル氏も15日、ツイッターに、「今月、北朝鮮を訪れる」と伝えた。2009年から17年までドイツ社会民主党の党首を務めたガブリエル氏は、政治の一線から退いたものの、政治的重量感のある人物だ。今回の訪朝は、ドイツ政府と事前に調整したと見られている。


丘佳仁 comedy9@donga.com