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米政府、ボーイング737MAXの運航停止

米政府、ボーイング737MAXの運航停止

Posted March. 15, 2019 07:55,   

Updated March. 15, 2019 07:55

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米国が、4ヵ月の間に2度の墜落事故が発生した「ボーイング737MAX」型旅客機に対する運航停止を命じた。

トランプ米大統領は13日(現地時間)午後、ホワイトハウスで「最も大切なのは米国民とすべての人の安全だ」とし、「737MAXは直ちに運航が停止しなければならない」と述べた。さらに「737MAX8、737MAX9、関連航空機のすべての飛行を停止する緊急命令を発表する計画だ」と明らかにした。

このため、安全性論議が起きている「737MAX」型機は事故調査の結果が出るまで世界の空から当分の間姿を消すことになった。2017年に登場した「737MAX8」型371機はこれまで世界約40ヵ国で運航された。これに先立ちカナダ航空当局も、「737MAX8」と「737MAX9」旅客機の離着陸と領空通過を禁止すると明らかにした。中国、欧州連合(EU)など世界約40ヵ国がいち早く同型機の運航を停止したのに続き、最後まで運航を続けていたカナダと米国も運航停止に踏み切ったのだ。

「ボーイング737MAX」型機を導入する予定の大韓航空とティーウェイ航空は14日、予定通り導入するものの、完全に安全性が確認されるまでは運航を一時停止すると明らかにした。


ニューヨーク=パク・ヨン特派員 ピョン・ジョングク記者 parky@donga.com · bjk@donga.com