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トランプ氏とベゾス氏、情報流出で「同病相憐れむ」

トランプ氏とベゾス氏、情報流出で「同病相憐れむ」

Posted February. 11, 2019 08:27,   

Updated February. 11, 2019 08:27

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仲が悪いとされるトランプ米大統領とアマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が情報流出によって「同病相憐れむ」境遇となった。

9日、ネットメディア「アクシオス」によると、最近3ヵ月間のトランプ氏の個人スケジュールの情報がハッキングされ、ホワイトハウスが犯人捜しに乗り出した。流出した個人スケジュールには、テレビ視聴、ツイッター投稿などトランプ氏が楽しむ趣味活動に関する情報が詳細に出ている。トランプ氏は午前8時から11時までの3時間を「国政活動時間」と決め、テレビとツイッターに没頭した。トランプ氏がよく非難したブッシュ元大統領は午前6時45分に業務を開始し、オバマ前大統領も午前7時に会議を招集することで有名だが、トランプ氏は午前11時に「遅い出勤」をした。サンダース大統領報道官は、「大統領はテレビとツイッター中にも会議をし、長官たちと話をする」と説明し、さらに非難を受けた。

最近離婚を発表したベゾス氏は、恋人のローラン・サンチェスさんとの携帯電話のメールの内容が流出し、大恥をかくこととなった。巨大企業のCEOにふさわしくなく幼稚な内容が多かった。

調査チームまで作ってメッセージ流出の経路を追跡したベゾス氏は、芸能雑誌「ナショナル・エンクワイアラー」を犯人と睨んでいる。そして、ナショナル・エンクワイアラーのAMIが自分とサンチェス氏の「私的な写真」を持っているとし、メールの出処に対する調査を止めるよう脅迫したと明らかにした。米連邦検察は、トランプ氏のセックス・スキャンダルの口止めとして15万ドルを「プレイボーイ」のモデルなどに渡した疑惑を受けているAMIに対して、ベゾス氏の件で別途捜査している。

アクシオスは、「国家のトップリーダーの個人情報がどれほどお粗末に管理されていて、いったん情報が流出すれば手の施しようがないということを示す事例だ」と伝えた。


鄭美京 mickey@donga.com