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トランプ氏「習近平氏に会わない」…米中首脳会談不発

トランプ氏「習近平氏に会わない」…米中首脳会談不発

Posted February. 09, 2019 08:47,   

Updated February. 09, 2019 08:47

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2月末に開催の可能性が議論されてきたトランプ米大統領と中国の習近平国家主席間の首脳会談が不発に終わった。米朝、米中間の連鎖非核化談判の可能性だけでなく、米中両国の貿易紛争の解決に向けた首脳レベルの交渉も期待できないという観測が流れている。

トランプ氏は7日(現地時間)、米ワシントンのホワイトハウスで記者団と会って、米中通商戦争の休戦期限である3月1日までに両国の首脳会談が開かれないことを明らかにした。トランプ氏は、「今月中に習氏に会うか」という質問に「いや、会わない」と述べた。

トランプ氏は2日前の5日には2月末に習氏と首脳会談をすると明らかにするなど、準備を進めていた。2月末の首脳会談を先に提案した中国側も前向きだった。しかし、ホワイトハウスの参謀が、「米中貿易交渉が依然として難航しているうえ、米朝首脳会談とほぼ同時期に米中首脳会談を開催すれば、北朝鮮問題と重なる」と強く反対し、トランプ氏がこれを受け入れたという。

米CNBCは、「ホワイトハウスの参謀は、『トランプ氏が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談の準備で忙しく、米中貿易交渉の合意まで成功させるには、あまりにもすべきことが多い』という点を懸念した」と伝えた。すなわち、トランプ政権が、中国が北朝鮮の非核化を貿易交渉に活用する可能性を遮断し、非核化と貿易交渉を分離してそれぞれの議論に集中する狙いがあるとみえる。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは同日、「米中両国がまだ包括的な合意に向けた草案を用意できていない」と指摘した。先週、劉鶴副首相が率いる中国代表団が米国を訪れてトランプ氏に会った時も、中国側は貿易交渉の妥結に関する新たな提案をほとんど出さなかったという。来週に中国・北京で開かれる米中高官協議の結果によって、首脳会談の可能性もはっきりするだろう。

 

首脳会談の不発と貿易交渉の長期化の兆しが中国経済を含め世界経済に悪影響を与える可能性があるとみられている。中国メディアは来月3日から開かれる中国最大の政治イベント、両会で、中国政府が「今年の経済成長率の目標値を昨年6.6%より低い6%代前半で提示する可能性が高い」と見通している。

 

一方、首脳会談の不発で、27、28日にベトナムで開かれる2回目の米朝首脳会談を前後して中国と韓国まで参加する連鎖非核化談判および韓米中朝4ヵ国の首脳の終戦宣言の可能性も水泡に帰すことになった。その代わりトランプ氏と正恩氏が共同宣言文に終戦関連の内容を盛り込む形で米朝双方の終戦宣言が可能だと、ワシントン外交関係者らは見ている。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 北京=ユン・ワンジュン特派員 lightlee@donga.com