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EU、ブレクジット再交渉要求に強く反発

EU、ブレクジット再交渉要求に強く反発

Posted February. 01, 2019 07:39,   

Updated February. 01, 2019 07:39

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欧州連合(EU)首脳部および主要人物らが、英国のメイ首相のブレクジット(英国のEU脱退)再交渉要求を非難している。昨年11月末、英国とEU27ヵ国の首脳が辛うじて合意した離脱協定案を政治的理由で紙切れにしたと批判が広がっている。

スウェーデンのバルストロム外相は先月30日、フィンランド・ヘルシンキで、「英国を許すことはできない」と強く批判した。そして、「再交渉を求める英国のやり方は非常に危険で誤っている。英国の誤った政治リーダーシップのために欧州全体が壊れつつある」と一喝した。

同日、ベルギーで開かれたブレクジット関連対策会議でも非難が溢れた。EU議会のブレクジット交渉担当のフェルホフスタット元ベルギー首相は、「英議会は、この2年間、多くの討論と多くの修正案を出したにもかかわらず、変わっていない。私たちも疲れた。茶を飲んでビスケットを食べるだけでなく仕事をしてくれ」と批判した。

EUの執行機関である欧州委員会のユンケル委員長は、「私たちは離脱協定案が最善だと昨年11月、12月、今年1月にも話した」と疲れた様子だった。そして、「いったい英議会が何を望んでいるのか分からない。確実なことは、昨日の投票で英国が離脱協定案なくEUを離れる『合意なき離脱』の可能性が高まったということだ」と懸念を示した。

これは、最大の論議である「バックストップ(英領北アイルランドとEU加盟国のアイルランド間の通行および通関の自由を保障した安全策)」が、メイ氏本人が主張した案ということと無関係ではない。「本人がバックストップを含めたのに、保守党内の強硬派が反発すると、今になってバックストップの修正を要求するのか。我田引水の極致だ」と批判した。

EU議会内の右派グループを代表するドイツのエルマー・ブローク議員は、「バックストップを英国が提示しておいて、突然これを理由に再交渉を要求する『狂った(crazy)』状況が起こった」とし、「合意なき離脱の最大の被害者は英国」と警告した。左派指向のイタリアのロベルト・ガルチェリEU議員も、「バックストップ修正の主張が保守党を団結させるように見えるかも知れないが、絶対に長期的な解決策にはなれない」と主張した。

EUは同日の会議で、「合意なき離脱」が起きても、EU内の学生交流プログラム「エラスムス」を予定通りに行うなど、合意なき離脱の備えに入った。


董正民 ditto@donga.com