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中国が28年ぶりに最低成長…今年はさらに深刻

中国が28年ぶりに最低成長…今年はさらに深刻

Posted January. 22, 2019 10:07,   

Updated January. 22, 2019 10:07

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中国の昨年の経済成長率は6.6%(国内総生産・GDP基準)で、1990年以来28年ぶりの最低値に落ちた。米中貿易戦争により、輸出が打撃を受けたうえ、内需までが低迷したからだ。

中国国家統計局は21日、昨年の中国のGDPは90兆309億元(約1京4927兆ウォン)で、GDPの実質成長率は6.6%と暫定集計されたと発表した。昨年初め、中国政府が目標値として示した6.5%よりは高いが、天安門事態の影響で経済が打撃を受けた1990年(3.9%)以来最も低い。

中国の年間成長率は、2010年(10.6%)を起点に毎年下がっている。昨年第4四半期(10~12月)の成長率も6.4%にとどまり、グローバル金融危機に見舞われた2009年第1四半期(1~3月)以降8年ぶりの最低値だった。

特に小売販売、工業生産、固定資産投資などの主要経済指標のほとんどが低迷しており、しばらくは景気の下方圧力が大きくなるとみられる。国際通貨基金(IMF)は、今年中国経済は6.2%成長にとどまると予想した。一部の機関は、貿易戦争が長引けば、成長率は5%台に低下することもあると警告している。

韓国は、輸出全体の26.8%(昨年基準)を中国に依存しており、中国の成長率減速が相当な負担になるとみられる。


カン・ユヒョン記者 北京=ユン・ワンジュン特派員 yhkang@donga.com