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トランプ氏、一般教書演説も「閉鎖」なるか

トランプ氏、一般教書演説も「閉鎖」なるか

Posted January. 18, 2019 10:03,   

Updated January. 18, 2019 10:03

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米連邦政府機関の一時閉鎖で今月29日に予定されたトランプ大統領の一般教書演説が行われない可能性が提起されている。
 
米民主党のペロシ下院議長は16日、トランプ氏に書簡を送り、「政府業務が再開されない限り、(大統領一般教書演説で)警備の問題が発生する。後の適切な日程で行うか、議会に対して書面で述べることを提案する」と明らかにした。

ペロシ氏はさらに、CNNにも出演し、「大統領の一般教書演説の時、数百人の警備が動員される。現在の政府機関の閉鎖により、警備に支障を来たしている。大統領は(警護問題が発生しない)ホワイトハウスの執務室で一般教書演説をするのはどうか」と提案した。

ペロシ氏の一般教書演説延期の提案は、政府機関の閉鎖問題で極限の対立をしている政界に油を注ぐ格好となった。共和党は直ちに「卑劣な政治行動」と非難した。共和党の一部では、トランプ氏がメキシコとの国境の壁の必要性を強調する演説をすることで、一般教書演説に取って代わらなければならないという主張まで出ている。ホワイトハウスは公式の立場を発表しなかった。政治専門サイト「ポリティコ」は、「トランプ氏がペロシ氏の提案に虚を突かれた」と伝えた。

米国は、1913年のウィルソン大統領の時から毎年1月の最後の週の火曜日に大統領が議会の上下院合同会議で1年間の政策方向を説明する一般教書演説をする伝統がある。


鄭美京 mickey@donga.com