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ノーベル医学生理学賞の本庶佑氏、「誰も見向きもしない石ころを磨き上げ、ダイヤモンドに」

ノーベル医学生理学賞の本庶佑氏、「誰も見向きもしない石ころを磨き上げ、ダイヤモンドに」

Posted October. 22, 2018 08:55,   

Updated October. 22, 2018 08:55

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「誰も見向きもしない石ころを磨き上げ、ダイヤモンドに仕上げていく」

今年のノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑京都大学特別教授(76)は、自身の研究成果をこのように表現した。

本庶氏は1992年に研究室で偶然発見した物質を研究し、免疫療法というがん治療の新たな地平を開いた。本庶氏の研究を基礎に開発されたがん治療薬「オプジーボ」は、2014年に商品化されて脚光を浴びたが、開発過程では日本国内の約10の製薬会社から共同開発を拒絶される屈辱を受けた。

長年の研究を支えてきた原動力は「好奇心」。本庶氏は受賞の所感を通じて、若者に「常に疑いを持って、自分の頭で考えて納得するまでやること」と話した。

本庶氏は、疲弊する若い研究者への支援を度々強調する。若い研究者が失敗を恐れることなく自由に研究することで未来を開く「新たな何か」出てくるとし、目の前の成果に汲々とする昨今の日本政府の科学投資政策を強く叱責した。本庶氏は、ノーベル賞の賞金と今後自分に入ってくる新薬関連のロイヤリティーを大学に寄付し、若い研究者を支援する基金を設立することを決めた。基金の規模は数兆ウォン台になるとみえる。本庶氏が18日、海外の新聞の中で唯一、東亜(トンア)日報の単独インタビューに応じた。「韓国の若者にも夢を与えてほしい」という要請が本庶氏の心を動かしたのだ。


徐永娥 sya@donga.com