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米朝首脳会談、来月中旬にストックホルムかジュネーブが有力 朝日新聞報道

米朝首脳会談、来月中旬にストックホルムかジュネーブが有力 朝日新聞報道

Posted October. 17, 2018 09:32,   

Updated October. 17, 2018 09:32

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2度目の米朝首脳会談が来月中旬に欧州で開かれるとの観測が米政府関係者の間で浮上していると、朝日新聞が16日付で伝えた。首脳会談の開催地で名前が挙がるのが、スウェーデンのストックホルムとスイスのジュネーブだ。

同紙は、ただ開催地も「交渉カード」の一つで、近くオーストリア・ウィーンで開かれる米朝実務協議で北朝鮮の核施設の査察方法などとともに駆け引きが繰り広げられそうだと付け加えた。

2度目の米朝首脳会談の開催時期と関連して、トランプ米大統領は9日、「米国の中間選挙(11月6日)後」と言明し、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は12日、「『2、3ヵ月以内』に行われると思う」と話した。

候補地として挙げられるスウェーデンは、平壌(ピョンヤン)に大使館を置き、米国の立場を北朝鮮に伝える役割もしている。スイスには北朝鮮大使館があり、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が留学していた経験もある。同紙は、トランプ氏が来月11日にフランスを訪問する予定で、その後に開催地へ向えると見通した。

 

トランプ氏は、「たぶん金正恩氏は気に入るだろう」と述べ、首脳会談の場所にフロリダ州のパームビーチにある自身の別荘「マー・ア・ラゴ」の可能性を否定していないが、トランプ政権内では正恩氏の訪米に対する反対ムードが強い。正恩氏は7日、訪朝したポンペオ米国務長官に対し、交通と警備の便宜をはかるよう求めたという。

同紙は、米国のビーガン北朝鮮政策特別代表と北朝鮮の崔善姫(チェソンヒ)外務次官が近くウィーンで実務協議を行う予定だと伝えた。


徐永娥 sya@donga.com