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トランプ大統領、金正恩氏親書を公開

Posted July. 14, 2018 08:21,   

Updated July. 14, 2018 08:21

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トランプ米大統領が12日(現地時間)、非核化の言及はなく、米朝関係改善への期待感だけが表現された金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の親書を公開した。

トランプ氏は同日、ベルギー・ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を終えて英国に出発した後、ツイッターに「北朝鮮の正恩氏から(受けた)とてもすてきな手紙だ。(米朝交渉は)素晴らしく進展している!」とつぶやき、ハングルの原文と英訳の親書を公開した。

親書には、「朝鮮民主主義人民共和国 国務委員会 委員長 金正恩」名義の直筆サインと「2018年7月6日平壌」と記されていた。この時、平壌を訪問したものの正恩氏に会えなかったポンペオ米国務長官が、金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長兼統一戦線部長らを通じて親書を受け取ったとみえる。正恩氏は親書で、「新しい未来の朝米関係を開こうという、私と大統領閣下の強い意思、誠実な努力と比類なきアプローチは必ずや実を結ぶと私は固く信じている」と期待感を示した。さらに、「大統領閣下に対する変わらぬ信頼と信用が今後の実践の過程の中でさらに強まることを願い、朝米関係改善の画期的な進展が次の会談を早めるものと確信している」と記されてある。


朴湧 parky@donga.com