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トランプ氏、北朝鮮の非核化の意思に「肯定的」

トランプ氏、北朝鮮の非核化の意思に「肯定的」

Posted July. 07, 2018 08:09,   

Updated July. 07, 2018 08:09

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トランプ米大統領は5日(現地時間)、北朝鮮の非核化の意思に対して「金正恩(キム・ジョンウン)氏は従来と違った北朝鮮の未来を構想していると信じる」としつつも、「(私の考えが)事実でなければ、(以前の)道に戻ることになる」と話した。ポンペオ米国務長官が6日、3回目の訪朝に発ち、米朝首脳会談の後続交渉に突入した中、楽観しながらも、交渉結果が満足でなければ、いつでも強硬策に回帰することを示唆したのだ。トランプ氏は同日、モンタナ州で開かれた遊説に参加するために、大統領専用機「エアーフォースワン」に搭乗し、機内で記者会見を行った。

トランプ氏は同日、「この8ヵ月間、ミサイルが一発も発射されず、核実験もなかった」とし、「さらに取り上げるなら、北朝鮮は反米スローガンも発表していない」と強調した。北朝鮮が非核化の意思を見せていないという一部の批判に対して、北朝鮮が具体的な信頼構築の措置を取っていると反論した。そして、「(正恩氏と)握手し、非常に良い関係を築いたと考える」とし、正恩氏を信頼する考えを再度強調した。

しかし、トランプ氏は交渉がうまく進まない場合についても繰り返し言及し、「強硬」メッセージを同時に送った。トランプ氏は、「北朝鮮が核兵器を隠していると考えるか」という質問に「様子を見よう」と答えた。また「北朝鮮はミサイル実験していないが、明日始める可能性もある。誰も分からない」とし、「そうなれば、うれしくないだろう」と述べた。トランプ氏は1日に放送されたFOXニュースとのインタビューでも、「(取引が失敗する場合も)あり得る」と明らかにし、北朝鮮の非核化に対する楽観の程度を調節した。


韓基渽 record@donga.com