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米朝会談、緊迫した外交舞台

Posted June. 09, 2018 08:42,   

Updated June. 09, 2018 08:42

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12日のシンガポール米朝首脳会談を控え、中国、日本、ロシアなど韓半島周辺国も緊迫して動いた。中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は8日、北京での首脳会談で、北朝鮮の非核化措置のたびに米国が補償する北朝鮮の段階的、同時的解決法を支持した。北朝鮮の側に立ってトランプ米大統領を牽制したのだ。7日(現地時間)に突然米国を訪問した安倍晋三首相は、日本人拉致問題を確実に米朝首脳会談で取り上げるよう要請した。

●中露、北核共同戦線でトランプ氏を牽制

 

習氏は中国を国賓訪問したプーチン氏と北京人民大会堂で会った。プーチン氏は9、10日に青島で開かれる上海協力機構(SCO)会議にも出席する。プーチン氏は3月の再選後、初の海外訪問先として中国を選んだ。両首脳は昨年だけで5回も首脳会談を行った。

特に両首脳は、米朝首脳会談前の交渉で米朝が意見の相違を見せる核心問題で、北朝鮮を支持する共同の立場を堅持している。同日の首脳会談でも、この問題が深く議論されたという。プーチン氏が訪中前に国営中国中央テレビとのインタビューで、「韓半島問題と関連した私たち(中露)の立場はとても近いか完璧に一致する。後者(完璧な一致)がより合っているだろう」と話すほどだった。

両首脳は、北朝鮮の非核化の過程で米国が北朝鮮の体制保証問題を優先的に解決しなければならないという点を強調した。「休戦協定の平和協定への転換、北朝鮮の体制保証など今後の韓半島の平和体制構築の過程などに中国とロシアが必ず参加しなければならない」という点でも理解を共にしたとみえる。

●日本「拉致問題を米朝会談で議論しなければ」

安倍氏は4月に米国でトランプ氏と首脳会談を行ったが、わずか約50日後に再び訪米した。米朝首脳会談で日本人拉致問題を取り上げなければならないという安倍氏の切迫感が作用したのだ。両首脳の7回目の会談でもある。

安倍氏は7日午後(現地時間)、日米首脳会談後の共同記者会見で、北朝鮮による日本人拉致被害者の象徴である横田めぐみさんのことを取り上げた。そして、「下校途中に北朝鮮に拉致された13歳の少女だっためぐみさんが拉致されて41年が経った」とし、「トランプ氏がこの(拉致)問題を最もよく理解する指導者の一人と考える」と強調した。

 

安倍氏は、「拉致問題は最終的に私と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長、日朝間で解決しなくてはならない」とし、「最優先課題である拉致問題を解決するために、あらゆる可能な手段を動員する」と強調した。これに対してトランプ氏は、「北朝鮮と必ずそれ(拉致問題)を議論する。必ず」と強調した。

 

8日、カナダ・ケベックでは主要7ヵ国(G7)首脳会議の幕が上がったが、米国発の関税戦争、イラン核交渉の破棄、パリ協定の離脱などのため、米国と他の6ヵ国が合意に至るのは容易ではなさそうだ。トランプ氏は9日、気候と環境分野会議には出席せず、米朝首脳会談が開かれるシンガポールに出発する予定だ。フランスのマクロン大統領は7日、ツイッターに「米大統領は孤立することを気にしないかも知れない。私たちも必要なら(米国を除く)6ヵ国の合意に署名することも意に介さないだろう」と批判した。


尹完準 zeitung@donga.com · 徐永娥 sya@donga.com