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米朝首脳、セントーサ島の「カペラホテル」で会談

米朝首脳、セントーサ島の「カペラホテル」で会談

Posted June. 07, 2018 10:54,   

Updated June. 07, 2018 10:54

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5日後に迫ったシンガポール米朝首脳会談の開催場所がセントーサ島の「カペラホテル」に決定された。

サンダース大統領報道官は5日(現地時間)、自身のツイッターに、「米大統領と北朝鮮指導者のシンガポール首脳会談の場所は、セントーサ島のカペラホテルになるだろう」と明らかにした。米朝首脳会談は現地時間で12日午前9時(韓国時間午前10時)に開かれる。

セントーサ島は一時「死の向こうの島」と呼ばれるほど、海賊の巣窟として悪名高かった所だが、1965年のシンガポール独立後、高級ホテルやゴルフ場、ヨット場などが入り、観光地として開発されたところだ。米朝がセントーサ島を会談場所に決めたのは、何よりも警護とセキュリティ問題を考慮した選択と見える。シンガポール近海にある4.71平方キロメートルのセントーサ島は、シンガポール本島と約700メートルの長さの橋とケーブルカー、モノレール、トンネルで結ばれ、外部の接近を統制しやすい。CNNは、「(実務会談の)議論で、北朝鮮側は警護とセキュリティ問題に主に関心を示した」と伝えた。

 

会談が開かれるカペラホテルは、英軍キャンプを改修した高級ホテルで、約110の客室と2つのゴルフコースなどを備えている。進入路が深く、木がうっそうとしていて、警護やセキュリティが維持しやすいという評価を受ける。リゾート施設が整っていて、会談の間に首脳間のびっくりイベントも可能な場所だ。

トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の宿泊先は知らされていない。トランプ氏の宿泊ホテルは、シャングリラホテルかカペラホテル、金正恩氏はマリーナベイ付近のフラトン・ホテルかセントレジスホテルなどが挙がっている。両首脳がカペラホテルに宿泊する可能性も排除できない。


朴湧 parky@donga.com · 韓基渽 record@donga.com