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82人の女優たち、カンヌ映画祭のレッドカーペットでデモ

82人の女優たち、カンヌ映画祭のレッドカーペットでデモ

Posted May. 14, 2018 07:27,   

Updated May. 14, 2018 07:27

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「私たちは82人です。そして1946年にカンヌ映画祭が始まって以来、71年間、82人だけの女性監督がこの階段を踏むことができました」

カンヌ映画祭のレッドカーペット上に立った82人の女性俳優を代表してマイクを握ったケイト・ブランシェットが語った。「男性監督1688人がこの階段を上がる時にね」

英BBCのなどのメディアが、フランスのカンヌ映画祭で女性俳優と監督、映画祭審査委員と制作者など82人が12日(現地時間)、映画界の男女平等を要求してデモを行ったと報じた。ケイト・ブランシェットとジェーン・フォンダ、クリステン・スチュワートなどの有名俳優たちと、「ワンダーウーマン」の監督、パティ・ジェンキンスなどの映画監督や、ウェブサイト「女性とハリウッド」の運営者であるメリッサ・シルバースタインがデモに参加した。今回の映画祭コンペティション部門の審査委員長を務めたケイト・ブランシェットと89歳のフランス監督アニエス・ヴァルダが一緒に代表で声明を読み上げた。

さらにブランシェットは、「高貴なパルム・ドール(Palme d'Or)は71人の男性監督に抱かれた。名前をすべて挙げることすら難しい。女性監督はわずか2人だけだった」と語った。また、「私たちはカメラの前と後ろで男性同僚たちと肩を並べて競争できる世界を望む」と語った。

彼女たちはお互いに腕を組んで、レッドカーペットが敷かれた階段の上を歩いて登ってデモを行った。ブランシェットが声明を読み上げる間、お互いに手をつないで聞いた後、朗読が終わると握った手を頭上に挙げて振りながら連帯を誇示した。

これらの女性映画人たちは、71年間女性監督はわずか82人しかカーンに招待されなかったことを強調するため、その分だけの数が一気にレッドカーペットを踏んだ。階段を上がる途中に立ち止まって声明を読み上げた理由は、女性映画人がカーンの階段を上ることがどれほど難しいかを象徴的に表現するためだ。

デモは、カンヌ映画祭最高賞「パルム・ドール」の候補作品を出した監督21人の一人であるエバ・ユッソンの作品「太陽の少女たち(Girls of the Sun)」の試写会を控えて開かれた。エバ・ユッソンは、パルムドール女性監督候補3人の1人だ。「太陽の少女たち」で、イラク北部のクルド地域で生活する女性難民部隊が、イスラム聖戦主義者に対抗する物語を描いた。上映前にユッソンはしばらくレッドカーペットを離れて、自分の4歳の息子を抱きしめた。この場面を見守ったシルバースタインは、自分のツイッターに、「カーンに女性監督が彼女の息子を連れて来た。状況が変わっている」と掲載した。試写会が終わってクレジットが上がるときは10分間、映画関係者らから拍手喝采を受ける珍しい風景が繰り広げられることもあった。

同日、一部のデモ参加者は、女性俳優により過度に要求される「ドレスコード」に抗議するために、黒のドレスやスーツを着た。


チョン・チェウン記者 chan2@donga.com