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ポンペオ長官、「北朝鮮の早期非核化時、韓国のように繁栄するよう協力」

ポンペオ長官、「北朝鮮の早期非核化時、韓国のように繁栄するよう協力」

Posted May. 14, 2018 07:28,   

Updated May. 14, 2018 07:28

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トランプ米政権が、北朝鮮が非核化の約束を守る場合、確実な経済的支援をする考えを公開的に明らかにした。ポンペオ米国務長官は11日(現地時間)、ワシントン国務省庁舎で、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官との会談直後の共同記者会見で、「北朝鮮が早期に非核化する大胆な措置を取るなら、米国は北朝鮮が韓国と同レベルの繁栄を達成するよう協力する準備ができている」と話した。

 

ポンペオ氏は、「(金正恩氏との)対話は温かく、金正恩氏の戦略的決定が含まれた対話をした。私たちは、米国の歴史に今は緊密なパートナーだが敵国だったことが度々あった事実や北朝鮮もこれと全く同じでことを成し遂げることができるという希望を話した」と紹介した。北朝鮮の各種開発事業に米国をはじめと欧米の資本が投入され、核廃棄にともなう直接的な費用まで分担する方式のビッグディールにある程度合意したという観測が流れている。

ポンペオ氏は同日の会見で、「永久的かつ検証可能で不可逆的な非核化(PVID)」が韓米両国の共通目標だと明らかにした。康氏は同日、会見で、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」という表現も使ったが「(完全な非核化のためには)強力な検証プログラムが要求され、以前のどの合意にもなかった方式で結果を勝ち取る」と強調した。

ポンペオ氏の訪朝に同行した国務省核交渉専門家のブライアン・フック政策企画局長は同日、米PBS放送とのインタビューで、「(トランプ政権1期の任期が終わる2020年まで)『不可逆的な非核化』が可能になり得る」とし、「これは全面的に北朝鮮の意思にかかっている」と指摘した。


朴庭勳 sunshade@donga.com