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トランプ氏、「TPPより2国間貿易協議が効果的」

トランプ氏、「TPPより2国間貿易協議が効果的」

Posted April. 19, 2018 08:25,   

Updated April. 19, 2018 08:25

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日米間の貿易問題は、会談2日目に集中議論される見通しだ。

トランプ米大統領は17日(現地時間)、日米首脳会談を始める前、記者団に「明日は貿易についても議論する」と釘を刺した。そして、「日本は米国で多くの防衛装備を購入し、米国は日本から多くの車を買っているが、貿易に関して議論しなければならないことがある」と述べ、通商問題について集中議論する考えを示唆した。

 

トランプ氏はこれまで、貿易不均衡問題に関する限り、日本に対する批判を続きてきた。鉄鋼とアルミニウム製品の輸入制限措置では、日本は同盟国であるにもかかわらず対象から除外しなかった。

 

日本のメディアは、安倍晋三首相が日米首脳会談を通じて日本の立場を説明し、鉄鋼やアルミニウム製品を輸入制限対象から除外するよう要請し、既存の日米経済対話とは別に貿易や投資問題に関して対話する新たな議論の枠組みを作ることを提案すると見ている。

しかし、トランプ氏は同日夜、日米首脳の晩餐が終わった後、ツイッターに「日本は私たちに環太平洋経済連携協定(TPP)への復帰を求めるが、2国間協議がはるかに効果的」と書き込んだ。そして、「TPPが作動しない場合、万一の事態があまりにも多く、抜け出す方法がない」とし、「2国間取り引きが米国の労働者にはるかに効率的で利益になり、より良い。世界貿易機関(WTO)がどれほど米国にとって悪いか見よ」と付け加えた。

 

日本経済新聞は、トランプ氏が日本に2国間自由貿易協定(FTA)協議を再び要請してくる可能性が大きいと見通した。


徐永娥 sya@donga.com