7日から12日までの6日間、中国を訪れるオーストリア国賓訪問団が、モーツァルトが子供の頃に演奏したヴァイオリンを中国の習近平国家主席の前で演奏し、「音楽外交」を行う予定だ。
AFP通信によると、オーストリア訪中使節団にモーツァルトの故郷であるザルツブルク出身の7歳の少女アンナ・チェチリア・フェイスさんが含まれ、モーツァルトのヴァイオリンを演奏する。オーストリアのベレン大統領は、「フェイスさんは音楽外交官として私たちに同行し、文化の国オーストリアを代表する」とし、「すばらしい演奏をすると確信する」と強調した。
フェイスさんは8日、晩餐会の時、習氏とベレン大統領の前でモーツァルトなどオーストリア出身の音楽家の曲や中国の伝統音楽を演奏した。
モーツァルトが子供の頃に使ったヴァイオリンは1740年代に製作されたと推定され、モーツァルトの姉のマリア・アンナが1820年まで所有した。その後、1896年からオーストリア・ザルツブルクにある国際モーツァルテウム財団が所有することになり、モーツァルト博物館に展示されてきた。
ウィ・ウンジ記者 wizi@donga.com