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一箱1万600ウォン、またもやタバコの値上げ

一箱1万600ウォン、またもやタバコの値上げ

Posted February. 06, 2018 08:31,   

Updated February. 06, 2018 08:31

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フランスのエマニュエル・マクロン政府が、発足から1年足らずで二度もたばこ価格の値上げに踏み切って議論となっている。マクロン政府は、2022年までの任期中にタバコ一箱の価格を10ユーロ(約1万3300ウォン)まで値上げする計画だ。

フランス政府は4日、官報を通じて、3月1日からたばこの値上げに踏み切ると発表した。有名なたばこの銘柄であるマルボロが8ユーロに値上がりするなど、すべてのタバコが一箱に1~1.1ユーロ(約1300ウォン)ずつ値上がりする。すでに昨年11月に平均0.3ユーロ値上げしたのに続き、5ヶ月ぶりの値上げとなる。

政府は、「タバコによる様々な社会コストが過度にかかるので、タバコの消費を減らし、フランス人の健康を図るための決定だ」と説明した。フランス人の29%がタバコを吸う。

しかし、直前の値上げは2014年1月であり、当時の値上げ幅も平均0.2ユーロで少なかったのに比べて、あまりにも急激な値上げという批判が出ている。財政赤字をタバコ販売収益で埋めようとしているという。たばこの価格の80%が税金であり、毎年140億ユーロ(約18兆6200億ウォン)の政府財政を担っている。

政府は、喫煙者の反発を減らすために2日、喫煙者団体と会って2018年から2021年までに禁煙できるように支援するファンドを1億ユーロ(約1330億ウォン)造成することに合意した。


董正民 ditto@donga.com