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水素自律走行車

Posted February. 05, 2018 08:58,   

Updated February. 05, 2018 08:58

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「前の車が急停車すればどうしますか?」

2日、現代(ヒョンデ)自動車が作った水素燃料電池自動車(FCEV)「ネクソ」に自律走行機能を搭載した車両に乗った文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、不思議そうに疑問を吐き出した。文大統領が乗った水素自律走行車は同日、公害を排出せず、運転者の介入なしに15分ほどを安全に走行した。この車両は同日、ソウル~平昌(ピョンチャン)間高速道路でも約190キロを走った。水素車で100キロを超える長距離を最大時速110キロで走りながら自律走行に成功したのは世界初である。

◆現代自は2013年初頭、スポーツ・ユーティリティ車両(SUV)「ツーソンix」を基盤にした水素車を世界で初めて販売した。1回の充電で最大594キロまで走行できるが、世界の販売台数は数年間合計しても1000台未満にとどまった。当初の1億5000万ウォンという高価格と非常に足りない充電施設のためである。世界のエコカー市場がハイブリッド(HEV)や純粋な電気自動車(EV)に集中したことで、現代自動車は一時、「予測が間違ったのではないか」という皮肉まで聞いた。

◆水素車は、タンクに詰めた水素と空気中の酸素が反応して作られた電気で動く究極のエコカーである。しかし、製造コストが高いうえ、初期インフラコストの投資が大きく、脚光を浴びることができなかった。それでも、中国は最近、「2030年に水素自動車100万台の時代を切り開く」と主張しながら、「水素車の崛起」を宣言した。最近、現代自の水素自動車に乗ったワン・ガン中国科学技術部長は、3キロほどを試乗した後、「驚いた、すごい」と技術力を褒め立てるなどした。

◆現代自は、大統領の試乗と長距離自律走行の成功、平昌五輪への車両支援まで乗り出して、水素自動車普及の機会をつかんだ。問題は、充電所の確保である。現在、民間が使用できる充電スタンドは、6ヶ所に過ぎない。国土交通部が2025年までに200か所を構築しようとしたが、事業性を巡る議論と、大企業優遇の問題で暗礁に乗り上げた。後発走者である中国は2020年までに水素ステーションを100か所、日本政府は160か所を建設すると主張し、自国水素自動車産業の拡大に乗り出した。文大統領が世界レベルだと感心した私たちの技術は、遠くない未来に他の国に主導権を奪われるかもしれない。


mint4a@donga.com