Go to contents

ペンス米副大統領が五輪出席、「安倍首相、参加見送り」口ごもる日本

ペンス米副大統領が五輪出席、「安倍首相、参加見送り」口ごもる日本

Posted January. 12, 2018 08:48,   

Updated January. 12, 2018 08:52

한국어

安倍晋三首相が来月9日に開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開幕式への出席を見送る方針を固めたと、保守系の産経新聞が11日、複数の政府関係者を引用して報じた。

同紙は、「表向きは1月22日に召集予定の通常国会の日程があるためとするが、(実際は)慰安婦問題を確認した2015年12月の日韓合意をめぐり、文在寅(ムン・ジェイン)政権が日本政府に新たな措置を求める姿勢を示したことを受けて判断した」と伝えた。また同紙は、日本政府が、2016年12月の釜山(プサン)日本総領事館前の慰安婦像設置を理由に中断している日韓通貨交換(スワップ)協定再開の協議に引き続き応じない方針も固めたと伝えた。

ただ、日本政府内には安倍首相が訪韓し。日韓合意の順守を直接求めるべきだとの意見も根強くあるという。また、米国のペンス副大統領が代表団を率いて平昌五輪に出席することも変数になる見通しだ。ペンス氏は、平昌の前に日本に立ち寄るが、安倍首相が出席に旋回する可能性も残っているということだ。これと関連して菅義偉官房長官は同日、定例会見で、「(対応は)決めていない。国会日程を踏まえて検討する」と火消しに乗り出した。「安倍首相以外の要人が五輪に参加する可能性はあるか」という質問には「それを含めて検討する」と答えた。



張源宰 peacechaos@donga.com