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中国「『双中断』なければ平和は『優曇華』のように消える」

中国「『双中断』なければ平和は『優曇華』のように消える」

Posted January. 06, 2018 09:43,   

Updated January. 06, 2018 09:49

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「南北接触に続き、さらなる(北朝鮮核問題の)対話が後に続かなければならない。さもなければ南北間の緊張緩和は(三千年に一度しか咲かないといわれる)『優曇華』(うどんげ)の花のように少しの間現れてすぐ消えてしまうだろう」

中国共産党機関紙「人民日報」系の「環球時報」は5日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ 米大統領が平昌(ピョンチャン)冬季五輪後、韓米合同軍事演習を延期することで合意したことを歓迎する社説でこのように強調した。タイトルも、「韓半島に初めて現れた『双中断』(北朝鮮の核・ミサイル実験と韓米合同軍事演習の同時中断)が『優曇華』のようにすぐ消えるだろうか」だった。

中国がこれまで主張してきた「双中断」の兆しが見えたと歓迎しながらも、本格的な「双中断」や北朝鮮核問題を話し合う6者協議、米朝対話につながらなければ、韓半島の緊張緩和は持続しないという不安を示したのだ。中国は、北朝鮮核問題の解決を強調しながらも、自国の安定と安保利益を害する韓半島戦争などの混乱を防ぐことに集中している。中国国営メディアが、「南北対話そのものが北朝鮮核問題の解決を意味するわけではない」としながらも南北対話を歓迎したのは、このような内心の表れだ。

同紙は、「南北の緊張緩和(だけで)は(北朝鮮に敵対的な)米国に効果的に圧力をかけることは難しく、北朝鮮に対しても非核化を誘導することはできない」と指摘した。そして、「北朝鮮が自ら南北関係改善に出るのは、明確に制裁のカーテンを破ろうという意図がある。平壌(ピョンヤン)は核を保有した状況で(対話を)進めることを望んでいる」とも指摘した。英字紙「チャイナ・デイリー」も論評で、「北朝鮮が制裁緩和や穀物、石油など望むものを得ることができなければ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の肯定的な態度は長くは続かないだろう」とし、「以前もこれと似たことが何度もあった」と指摘した。同紙は、「北朝鮮が過去の態度に戻れば、制裁は強化されるだろう」と警告した。

中国メディアは、北朝鮮の核開発の原因が韓米合同軍事演習など米国の北朝鮮に対する敵対政策にあるという認識も再び示した。そのため、韓半島の緊張を緩和するには、南北接触が中国が唱えてきた「双中断」につながらなければならないということだ。環球時報は、「北朝鮮の核保有はおおむね外部条件の刺激によって起きた」とし、「外部条件に新たな変化があれば、韓半島非核化の目標は不可能なことではない」と主張した。韓米合同軍事演習など北朝鮮を刺激する圧力を完全に中止しなければならないということだ。

トランプ大統領が南北対話モードが自身の圧力のおかげだと自賛した一方、中国は南北の対話モードを自分たちの「双中断」提案が正しかったことを証明する機会にしようとしている。

中国が5日、6者協議首席代表を務める中国の孔鉉佑・外務次官を韓国に派遣したのも、「双中断」や6者協議再開など韓国を通じて北朝鮮と議論するメッセージを調整するためと見える。

中国政府の内心を反映するように国営メディアは同日いっせいに南北対話を支持した。人民日報は、「南北が新年と平昌五輪を機にオリーブの枝(平和のジェスチャー)を交わすことは激励と賛辞を送るに値する」と強調した。同紙は、「(韓半島問題は)昨日今日起きたことではないため迂余曲折があり得るが、韓半島で脅威と対立の悪循環を断つことを望むなら、対立のブラックホールを平和の曙光に変えることができる」と強調した。



尹完準 zeitung@donga.com