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国連事務次長が訪朝、米朝対話を打診

Posted December. 06, 2017 09:49,   

Updated December. 06, 2017 11:09

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北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBМ)「火星(ファソン)15」発射に対する国連次元の追加の北朝鮮制裁の議論が遅々として進まない中、ジェフリー・フェルトマン国連事務次長(政務担当)が5日午後、中国北京の首都空港から高麗(コリョ)航空便で4日間の訪朝に臨んだ。米国務省で次官補を務めたフェルトマン氏が電撃的に北朝鮮を訪問し、中国が失敗した米朝対話の仲裁役を国連が担うのではないかという観測が流れている。フェルトマン氏は北朝鮮側の高官と会う予定であり、国際社会との対話の意向があるか判断する契機になると見える。

フェルトマン氏は4日(現地時間)、声明を出し、「北朝鮮当局者と会って、互いの関心事について議論する」とだけ述べた。3日、北京に到着したフェルトマン氏は、中国の李保東外務次官と北朝鮮問題について話し合ったという。今回の訪朝は、9月に国連総会に出席した李容浩(リ・ヨンホ)外相の招請により推進された。米国が、「北朝鮮が国連制裁が不当であると訴えるために国連を引き込もうとしている」と反対し、訪朝はすぐには実現しなかったが、今回は米国も国連次元の訪朝に肯定的だという。



朴庭勳 sunshade@donga.com