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日本に漂流した北朝鮮船員、避難所で家電製品を盗む

日本に漂流した北朝鮮船員、避難所で家電製品を盗む

Posted December. 05, 2017 09:12,   

Updated December. 05, 2017 09:14

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北海道の無人島に漂流した北朝鮮木造船の船員たちが、無人島の避難所に備えられていたテレビなどの家電製品を盗んだ容疑で取り調べを受けていると、NHKなどが4日報じた。

報道によると、日本の海上保安本部は先月28日、正体不明の木造船が北海道の無人島「松前小島」に停泊していることをとらえた。天候のため島に近づけなかった巡視船が、その翌日近くの海上で、北朝鮮の木造船を発見して近づくと、船員たちが船の中にあった家電製品の一部を海に投げた。不思議に思った巡視船は、その一部回収し、船員たちを相手に事実関係を調査した。

木造船に乗っていた船員は計10人だった。彼らは、「9月に北朝鮮を出発して、東海(トンへ)でイカ漁をしていたが、一ヶ月前から船の舵が壊れて漂流した」と供述した。また、「悪天候の中、偶然島を発見して避難し、そうしなかったら死んだはずだ」と語った。しかし、捜索結果、木造船の中からテレビなどの家電製品が多数発見された。

そして、彼らが停泊していた無人島を調査した結果、現地漁業協同組合所有の避難所にあったテレビ、冷蔵庫、洗濯機、発電機、自転車、電気炊飯器などが消えたことが明らかになった。食器や布団、ジャンパーなどが入ったバッグもなくなったという。灯台にも侵入した痕跡が見つかり、電気を供給する発電用太陽電池パネルも一部が消えた状態だった。

日本の警察は、北朝鮮の船員らが家電製品などを盗んだ可能性が高いと見て、函館港に曳航して取り調べを行っている。日本政府の報道官である菅義偉官房長官は定例ブリーフィングで、「事実関係を確認した後、関連法令に基づいて適切に対応したい」と述べた。

最近、東海に接した日本の自治体海岸では、無理に操業に出て漂流した北朝鮮の船と住民、白骨遺体などが相次いで発見されている。4日だけでも山形県鶴岡市の海岸で3人の遺体と木造船の破片が、秋田県にかほ市の海水浴場の近くで1人の遺体が発見された。これで、北海道漂流木造船の船員らの窃盗が事実と明らかになった場合、東海沿岸住民の不安はさらに高まるものと見られる。



張源宰 peacechaos@donga.com