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「私はドーピングしない」 ロシア五輪委員会がTシャツで抗議

「私はドーピングしない」 ロシア五輪委員会がTシャツで抗議

Posted December. 01, 2017 09:34,   

Updated December. 01, 2017 09:48

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国ぐるみのドーピング隠しが発覚し、平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加が不透明になったロシアが30日、平昌五輪ユニホームを公開するイベントを行った。これに先立ち、国際オリンピック委員会(IOC)は2014年のソチ大会に出場したロシアのボブスレー選手3人に懲戒処分を科すと発表した。

APとロイターなど海外メディアによると、ロシア五輪委員会は同日、モスクワで平昌五輪で披露する自国代表チームのユニホームを公開した。ロシア五輪委員会のアレクサンドロ・ジューコフ会長は、「最近我々には良い話があまりない。五輪ユニホームの発表がファンの皆さんに小さな喜びになることを願っている」と話した。ロシア五輪委員会はIOCの処分に抗議する意味で「私はドーピングをしない」という文字が印字されたTシャツの写真をソーシャルメディア(SNS)に投稿した。

IOCが5日の理事会でロシアの平昌五輪参加の可否を最終的に判断することを決めている中、ロシアとIOCの間で綱引きが続いている。IOCはソチ大会のボブスレー4人乗りに出場したアレクサンドル・カスヤノフ、アレクセイ・プシュカルフ、イリヴィル・フズィンの3選手の成績(4位)を抹消し、今後の五輪出場を禁じた。先週、ソチ大会の同種目で金メダルを獲得した別のロシア選手たちの成績が無効され、このメンバーたちが銅メダルを繰り上げられる予定だったが、ならなかった。5位だった英国チームが銅メダルに繰り上げられることになった。ソチ大会のドーピングでIOCが哨戒処分を科したロシア選手は22人に増えた。



李憲宰 uni@donga.com