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オバマ氏が退任後初の「静かな訪中」

Posted December. 01, 2017 09:29,   

Updated December. 01, 2017 09:49

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オバマ氏が退任後初の「静かな訪中」

米国のバラク・オバマ前大統領が、1月の退任後初めて中国を訪問して、上海と北京を訪れたが、非公開講演だけを行うなど「影の訪問」をしたことで注目が集まっている。習近平国家主席とも会っただろうという観測が多いが、関連報道が全くない。

30日、米国の声(VOA)放送の中国語版と香港誌サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)などの報道によると、オバマ前大統領は先月28日上海に到着して、「第3回グローバル中小企業サミット」で講演をした。世界エキスポセンターで開かれた20分間の非公開講演には、企業家250人余りが出席し、参加費は450ドル(約48万ウォン)で、前の座席は3000元(約48万ウォン)が追加されたと、SCMPは伝えた。

オバマ前大統領は、「全世界は転換期にあり、衝突も避けがたい状況なので、協力が非常に重要であることを多くの人々が認識している」とし、「このような状況では、米中の協力がさらに重要だ」と強調した。彼は「大統領在任時はずっと、繁栄、和平、安定した中国を歓迎すると強調してきた」とし、「両国の協力が、中国はもとより米国、そして世界の人々の利益に合致する」と述べた。

講演後、サミットの曹奐展副秘書長が、「中米関係の未来をどのように見ているか」と尋ねると、オバマ前大統領は、「貿易、外国為替、アジア太平洋地域と北朝鮮問題と関連して、一定の緊張関係があるものの、これはひたすら外交的対話と協力を通じてのみ解決できる」と述べた。

北朝鮮が三回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した先月29日、オバマ前大統領は、北京で習主席とも会ったことが知られたが、中国外交部は同日の定例ブリーフィングで、「関連ニュースがない」と確認しなかった。習主席の主な日程を報道する国営中国中央テレビ(CCTV)のメインニュース「新聞聯播」も29日、関連報道がなかった。

外部に露出されず、潜行するかのように中国を訪問したオバマの歩みに、AP通信は30日、「彼は一般市民に戻って世界の舞台に立った」と表現した。中国国営「參考ニュース」は、「オバマの中国行きは、2週間前のドナルド・トランプの中国訪問と多くの点で異なっている」と伝えた。就任後、初めて中国を訪問したトランプ大統領を、習主席が北京の紫禁城を丸ごと空けて手厚くもてなしたのと対比されるという。

5日間の日程で、海外歴訪に出たオバマ前大統領は、中国を離れて、インドのニューデリーでナレンドラ・モディ首相に会った後、フランス・パリに向かう予定だ。



具滋龍 bonhong@donga.com