「ゴルフマニア」で知られるトランプ米大統領はラウンド数だけで言うとプロ並みだ。今年10月、就任10ヵ月間のゴルフラウンド数が62回に上るという。
トランプ氏のゴルフラウンド数は、米国のゴルフ専門メディア「ゴルフダイジェスト」が報じた。ゴルフダイジェストは、トランプ氏のラウンド数を集計するインターネットサイト「トランプ・ゴルフカウント・ドットコム」の資料を集計を引用した。同サイトによると、トランプ氏は最近、日本の安倍晋三首相とのゴルフ会談を含めて、就任後ゴルフ場を73回訪れており、このうち62回はゴルフをしたという。
ゴルフダイジェストは、「国立ゴルフ財団(NGF)の資料によると、米国のゴルフ人口は2380万人で、昨年は1人当たり平均19.7回ラウンドを楽しんだ」と報じた。トランプ氏のラウンド数は年間では70回を超えることになり、平均的なゴルファーの3.5倍もゴルフ場に足を運んでいることになる。同じくゴルフ愛好家で知られるオバマ前大統領は、在任8年間、年平均38.3回ラウンドした。
NGFは、米国には熱烈なゴルファーが約380万人に上るとし、これらは年間38.6回のゴルフラウンドをしていると分析した。トランプ氏は、こられの2倍近くゴルフを楽しんだことになる。
トランプ氏も顔負けする「先輩」もいる。アイゼンハワー元大統領は8年間の在任中(1953~1961)に約800回もゴルフを楽しんだ。
7日に来韓したトランプ氏は8日の国会演説で、自身所有のゴルフ場で開催された全米女子オープンで朴城炫(パク・ソンヒョン)が優勝したことをはじめ、上位4人が韓国人選手だったことに触れ、ゴルフへの関心の高さを示した。米国内の17会場を含め世界各地に20を超えるゴルフ場を所有するトランプ氏のハンディは2.8とされる。平均スコアが70台半ばであることを意味する。自ら明かしたベストスコアはブルーティーを基準に66打だ。
大のゴルフ好きのトランプ氏。もしかしたら綺麗に色づいた紅葉が絶景の韓国のゴルフ場を見ることもできなかったことを残念に思っているかもしれない。
金鍾錫 kjs0123@donga.com