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トランプ氏、「アジア太平洋」ではなく「インド太平洋」言及、なぜ?

トランプ氏、「アジア太平洋」ではなく「インド太平洋」言及、なぜ?

Posted November. 06, 2017 09:29,   

Updated November. 06, 2017 10:11

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米政府が、トランプ大統領の初のアジア歴訪を前後して、「アジア太平洋」ではなく「インド太平洋」という言葉を使っている。トランプ氏は5日、横田空軍基地での演説で、「インド太平洋」と述べた。マクマスター大統領補佐官は2日、大統領歴訪の記者会見で、「大統領が就任後、インド太平洋の指導者たちと43回、電話会談を行った」と述べ、ティラーソン国務長官も先月18日、インドとの戦略的関係拡大を強調する演説で、「インド太平洋」を15回言及した。

「自由で開かれたインド太平洋」は、オバマ大統領時代の「アジア太平洋」に取って代わる概念で、昨年8月、安倍晋三首相がケニア・アフリカ開発会議での基調演説で提案した概念だ。日米同盟を基に米国の影響圏を市場経済や民主主義など共通の価値観を有するインドやオーストラリアまで広げ、中国の膨張主義に対抗する意味を含む。

日本のメディアは6日に開かれる日米首脳会談で、両首脳がこれを共同の外交戦略として表明すると伝えた。トランプ氏は10日、ベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、自由に開かれたインド太平洋構想について演説するという。

一方、安倍氏とトランプ氏は6日の首脳会談で、韓半島有事が発生した際、在韓邦人と米国人の退避の方策について協議する方向で調整していると、読売新聞が5日付で報じた。同紙は、現在、在韓邦人が6万人、在韓米国人が20万人以上と推定されると伝えた。安倍氏は、在韓米軍による在韓邦人の輸送を要請するという。

また同紙は、日本政府が韓半島有事の際、自衛隊の輸送艦を釜山(プサン)港などに送って在韓邦人を退避させることを望んでいるが、韓国政府が自衛隊の軍艦の韓半島進入に反対しており、協議に否定的だと指摘した。このため安倍氏が、トランプ氏に韓国が日本と協議するよう説得を要請する計画だと、同紙は伝えた。



徐永娥 sya@donga.com