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カルデロン元エルサルバドル大統領が死去

カルデロン元エルサルバドル大統領が死去

Posted October. 11, 2017 09:37,   

Updated October. 11, 2017 09:47

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エルサルバドルのアルマンド・カルデロン・ソル元大統領(写真)が9日(現地時間)、がん闘病中に死亡した。享年69歳。故人が率いた保守右派政党「民族共和同盟(ARENA)」は同日の声明で、氏の死を伝えながら、「エルサルバドルの最も悲しい日だ」とコメントした。

弁護士出身の氏は、約12年間続いた内戦が終わった1992年、初の民選大統領に当選した。それまでエルサルバドルでは内戦で7万5000人余りが死亡した。1992年、ARENAは左派ゲリラと共産党連合体である「ファラブンドマルティ民族解放戦線(FMLN)」と内戦終結の和平協定に署名し、彼は1999年まで政権についてこの協定を履行した。

氏は昨年、がんの診断を受けて闘病生活をやってきたし、先月、エルサルバドルの首都サンサルバドルで手術を受けた後、米国ヒューストンで治療を受けてきた。サンサルバドル市は、氏の死を追悼するため、弔旗を掲げることにしたと発表した。



金守蓮 sykim@donga.com