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トランプ氏の元妻と現在の夫人が「ファーストレディ」を巡って舌戦

トランプ氏の元妻と現在の夫人が「ファーストレディ」を巡って舌戦

Posted October. 11, 2017 09:37,   

Updated October. 11, 2017 09:47

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米国のファーストレディのポストを巡って、ドナルド・トランプ米大統領の現在の夫人と元妻が公然と口げんかをした。一部からは、「リアリティショーにでもありそうな状況が、ホワイトハウスの周辺で起きている」と批判した。

ことの発端は、トランプ大統領の最初の妻であるイヴァナ・トランプが、10日出版される自叙伝「トランプを育てる」をPRするために、その前日、米ABCニュースに出演した席で、「私こそファーストレディ」と冗談を投げたことだった。インタビューで彼女は、ホワイトハウスの直通電話番号を持っているが、メラニア夫人がいるのでトランプ大統領に電話はかけたくないとしながら、「私は嫉妬のようなものをいっさい引き起こしたくない。なぜなら、何よりも私こそトランプの最初の妻だから」としたうえでこのように語った。また、「彼女(メラニア)はワシントンで過ごすのがおぞましいだろう。彼女だから幸いだと思う。私ならワシントンが嫌いだったはずだから」と皮肉った。

公開的な侮辱にトランプ大統領の3番目の妻であり、本物のファーストレディであるメラニア夫人も、黙っていなかった。メラニア夫人の報道官であるステファニー・グリシャムは9日、声明を通じて、「彼女(メラニア夫人)は、ワシントンでの生活が大好きで、米国のファーストレディとしての役割を名誉に思っている」とすぐに反論した。また、「先妻の発言には内容がない。残念ながら、単に注目されたいだけの自分勝手なまねだ」と激しく批判した。



ウィ・ウンジ記者 wizi@donga.com