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中国国営メディアが妄言、「韓国保守派はキムチを食べすぎて愚かに」

中国国営メディアが妄言、「韓国保守派はキムチを食べすぎて愚かに」

Posted September. 08, 2017 07:49,   

Updated September. 08, 2017 08:55

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中国政府が、夜中に実施された韓国の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の追加配備に反発して、金章洙(キム・ジャンス)駐中大使を外交部に呼び出した。

外交筋によると、中国の孔鉉佑・外交部部長助理(次官補級)は7日午前、金大使を呼び出し、THAAD配備の中止と装備の撤収を求めた。中国外交部は、韓国政府が4台のTHAAD発射台を臨時配備することを決めた先月29日にも、金大使を呼んで抗議した。

北朝鮮の6回目の核実験に沈黙した中国国営メディアは同日、一斉にTHAAD配備を速かに伝え、韓国の決定を強く批判した。THAAD配備をめぐって、「韓国保守派がキムチを食べすぎて愚かになった結果」という論理まで説いた。

国粋主義指向の「環球時報」は同日、社説で、「THAADを追求した(韓国)保守派の急進的な考え方は、平壌(ピョンヤン)が核を守る態度とコインの両面だ。韓国の保守主義は、キムチを食べて愚かになったのか」と批判した。そして、「韓国の人々は、ますます北朝鮮のように極端で自分勝手になっている」とし、「中国とロシアが反対するTHAAD配備は、北朝鮮の核兵器のように悪性の腫瘍になるだろう」と毒舌を浴びせた。「(韓国は)THAAD配備完了後、北朝鮮の核危機と大国のゲームの水面を漂う浮き草になるだろう」とも主張した。

一方、環球時報の英文版「グローバル・タイムズ」は消息筋を引用し、「現代(ヒョンデ)自動車の中国パートナーである北京自動車(BAIC)が、部品の供給と関連した現代自動車の貪欲さと傲慢さに疲れた」とし、「合資の関係が断たれる危険があっても、この問題を解決するという決心を固めた」と主張した。



尹完準 zeitung@donga.com