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米イリノイ州、オバマ氏の誕生日を祝日に指定

米イリノイ州、オバマ氏の誕生日を祝日に指定

Posted August. 09, 2017 10:06,   

Updated August. 09, 2017 10:31

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米国のオバマ前大統領の政治的故郷であるイリノイ州が、オバマ氏の誕生日を祝日に定めた。7日、シカゴ・トリビューンなど現地メディアによると、イリノイ州は4日、シカゴで政治をスタートさせ第44代大統領に就任したオバマ氏の誕生日である8月4日を「オバマの日」に指定する条例案を承認した。

州議会の民主党議員は当初、オバマ氏の誕生日を有給休日である法定公休日に指定する立法を推進したが、今年3月に下院で否決された。法定公休日になれば、休日の勤務手当てで毎年320万ドルが必要となり、生産性損失費用が1600万ドルに達することが明らかになった。米国で元大統領の誕生日を法定公休日に定めたケースは、テキサス州(リンドン・ジョンソン)しかない。

民主党議員は、法的強制のない無給休日に内容を変えた条例を再び発議した。現在、イリノイ州下院は民主党が法案賛成に必要な過半数(60人以上)を占めている。

イリノイ州が輩出した大統領は5人で、誕生日が祝日に指定されたケースはオバマ氏が唯一。歴代大統領は皆共和党で、リンカーン(第16代)、グラント(第18代)、フォード(第38代)、レーガン(第40代)。



周成河 zsh75@donga.com