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「年俸2億ウォン」 NASAの夢のポストに志願した9歳の子供

「年俸2億ウォン」 NASAの夢のポストに志願した9歳の子供

Posted August. 08, 2017 09:27,   

Updated August. 08, 2017 09:56

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「僕の名前はデイビスです。『惑星保護管(Planetary Protection Officer)』に志願したいとおもいます。僕は9歳ですが、この職務に適していると思います。なぜかって?姉から『君はエイリアンだよ』と言われましたから」

最近、米航空宇宙局(NASA)が公開採用中の惑星保護官に、小学生の子供が志願して話題を集めている。この物語の主人公は、ニュージャージー州に住んでいるジャック・デイビス君(9)。CNNなどは5日(現地時間)、この少年が最近、「地球外生命体の侵入を防ぐための惑星保護官1人を新規採用する」というNASAの求人広告を見て志願書を出したと報じた。

デイビスは親の助けを借りず自分で書いた入社志願書で、「私は宇宙あるいは宇宙人関連のほとんどの映画を見た。『エージェント・オブ・シールド』を見たし、『メン・イン・ブラック』も見る計画だ」としながら、職務に対する高い関心を示した。また、「私はビデオゲームのスキルに優れており、幼いのでエイリアンのように考えることを容易に学べるだろう」と付け加えた。彼は自分を、「銀河の守護者(Guardian of the Galaxy)」と称してメールを締めくくった。

デイビスが志願したポストは、億ウォン台の年収を受け取れる「夢のポスト」である。NASAが提示した年俸は12万4406~18万7000ドル(約1億4000万~2億1000万ウォン)である。志願資格は、△米市民で、△惑星保護に関する最新の知識を備えており、△出張も頻繁に行くことのできる人である。この9歳の子供は、映画を通じて得られた宇宙に関する豊富な知識と情熱があるから、自分は採用条件に合致すると判断したようだ。

NASAはこの子を採用しなかったものの、励ましの返事を送った。NASAのジェームズ・グリーン惑星研究責任者は、「私たちが選ぶ役職は、月、小惑星、火星のサンプルを持ってくるとき、微生物から地球を保護する任務だ」とし、「NASAは未来に私たちを助けてくれる科学者やエンジニアを捜している。デイビスが学校で一生懸命に勉強して楽しく過ごすことを願う」と、デイビスの夢を応援した。



金守蓮 sykim@donga.com