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中国の88万ウォン世代「八零後」の内情

中国の88万ウォン世代「八零後」の内情

Posted August. 05, 2017 07:17,   

Updated August. 05, 2017 07:39

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中国の88万ウォン世代「八零後」の内情
北京で100平方メートルサイズの300万元(約5億ウォン)の家を購入するために、農民は唐の時から今まで、一日も欠かさず畑を耕し、強盗犯はホワイトカラー階層を対象に30年間休まず2500回連続犯罪を行ってこそ可能である」

まるで「ソウルの江南(カンナム)で家を購入するためには~」などの表現と似ているこの言葉は、中国の若者たちの間で流行っている自嘲交じりの冗談である。深刻な住宅難を経験している北京と上海などの中国主要大都市の現在の姿への不満を盛り込んだ表現である。住宅価格だけではない。激しい入試から就職難、そして結婚を放棄する現象まで。韓国の青年世代とそっくりの中国青年世代「八零後」を分析した。

八零後(80=八零後)は、1980年代生まれを意味する。中国人民大学文学院で学者で詩人として活動する著者も、同じく1980年生まれである。メディアなどで、1980年から施行された「一世帯一人っ子」政策の対象者であり、中国の流行を先導する洗練された若者に描写される彼らの実像を綿密に暴いた。高校を卒業して工場で働く女性と裕福な家庭で育って博士号取得を控えた学生など、実際の八零後5人をインタビューした内容を盛り込んだ構成が躍動感を与える。

国が違うだけで韓国の青年世代と酷似している。入試地獄を経た後、キャリア公務員試験の合格を最高と思う大学生たちと、社会と個人を徹底的に分離して自分の成功だけを追う若者たちの後味の悪い姿などが生々しく描写される。異なることがあるといえば、中国の一部の地域では、身分証のチェックをしてお金を要求する「關係」がまだ存在しているという事実ぐらいというか。

何となく後味の悪い共感を残す本である。



柳原模 onemore@donga.com