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三星テレビがサザビーズオークション会場に登場、そのワケとは

三星テレビがサザビーズオークション会場に登場、そのワケとは

Posted July. 15, 2017 10:31,   

Updated July. 15, 2017 10:38

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三星(サムスン)電子の「ザ・フレーム」テレビが世界最大手オークション会社「サザビーズ」のオークション会場に登場して話題となっている。サザビーズは13日(現地時間)、米ニューヨークで行われたオークションイベントにザ・フレームテレビを展示し、その画面を通してオークション予定の芸術作品を紹介した。サザビーズは、ザ・フレームを展示館とVIPラウンジに6ヶ月間常時展示することにした。

額縁の形にデザインされたザ・フレームは、周囲の照度に応じて明るさと色を調整し、キャンバスの質感までを感じることができる機能が特徴である。サザビーズのデジタルマーケティング責任者であるデビッド・グッドマンは、「ザ・フレームは、機能とデザインが調和をなしたディスプレイであり、世界レベルの芸術作品を体験するには最適の条件を備えている」と、今回のオークション展示ディスプレイとして、ザ・フレームを選んだ理由を明らかにした。ザ・フレームは、複数の種類の現代美術作品を展示するサザビーズの現代リビング展にも展示される予定である。

ザ・フレームは発売から1カ月間で、英サーチギャラリーとオーストリアのアルベルティーナ美術館、国際報道写真グループ「マグナム」など、グローバルギャラリー10数か所や美術館、写真専門家グループなどと連携して、芸術作品流通のプラットフォームへと進化している。

三星電子は、昨年は「セリフテレビ」を米3大美術館の一つであるニューヨーク現代美術館(MoMA)のストアに公式ローンチングするなど、芸術界との様々なコラボレーションを続けている。

一方、三星スマートテレビのユーザーなら誰でも、この日からサザビーズアプリケーション(アプリ・応用プログラム)を通して、サザビーズ全体のオークションカタログを見ることができる。また、サザビーズの提携博物館50カ所で提供するサザビーズミュージアムネットワークに接続できるし、「オークションストリーム(Auction Streams)」サービスを通じて、ニューヨーク、ロンドン、ジュネーブ、香港の4ヶ所で行われるサザビーズオークションをリアルタイムで視聴できる。



金志炫 jhk85@donga.com