額縁の形にデザインされたザ・フレームは、周囲の照度に応じて明るさと色を調整し、キャンバスの質感までを感じることができる機能が特徴である。サザビーズのデジタルマーケティング責任者であるデビッド・グッドマンは、「ザ・フレームは、機能とデザインが調和をなしたディスプレイであり、世界レベルの芸術作品を体験するには最適の条件を備えている」と、今回のオークション展示ディスプレイとして、ザ・フレームを選んだ理由を明らかにした。ザ・フレームは、複数の種類の現代美術作品を展示するサザビーズの現代リビング展にも展示される予定である。
ザ・フレームは発売から1カ月間で、英サーチギャラリーとオーストリアのアルベルティーナ美術館、国際報道写真グループ「マグナム」など、グローバルギャラリー10数か所や美術館、写真専門家グループなどと連携して、芸術作品流通のプラットフォームへと進化している。
三星電子は、昨年は「セリフテレビ」を米3大美術館の一つであるニューヨーク現代美術館(MoMA)のストアに公式ローンチングするなど、芸術界との様々なコラボレーションを続けている。
一方、三星スマートテレビのユーザーなら誰でも、この日からサザビーズアプリケーション(アプリ・応用プログラム)を通して、サザビーズ全体のオークションカタログを見ることができる。また、サザビーズの提携博物館50カ所で提供するサザビーズミュージアムネットワークに接続できるし、「オークションストリーム(Auction Streams)」サービスを通じて、ニューヨーク、ロンドン、ジュネーブ、香港の4ヶ所で行われるサザビーズオークションをリアルタイムで視聴できる。
金志炫 jhk85@donga.com