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仁川空港が世界初の「空港同盟」、フランスやオランダとITなどで協力

仁川空港が世界初の「空港同盟」、フランスやオランダとITなどで協力

Posted July. 12, 2017 07:48,   

Updated July. 12, 2017 08:28

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仁川(インチョン)国際空港が、フランス、オランダなどの欧州空港と「空港同盟」を結んだ。グローバル航空会社各社が航空会社の同盟体を作ることは多いが、空港運営会社各社が同盟を結んだのは今回が初めてだ。

仁川国際空港公社は11日、オランダのスキポール空港グループ、フランスのパリ空港グループと空港同盟「リーディング空港アライアンス」を結成したと発表した。3空港は2011年に姉妹空港の関係を結んだ後、2014年に戦略的パートナーシップの締結を経て、今回アライアンスを構築することになった。

リーディング空港アライアンスは、第4次産業革命などに先制的に対応して、先端スマート空港を作ろうという内容の「空港革新イニシアティブ」も発表した。

3空港は今後、情報技術(IT)や安全セキュリティなど空港運営に関する技術革新と新技術導入事例などを交換する予定だ。また、各空港に導入される案内ロボットや掃除ロボットなどのロボット技術と、モノのインターネット(IoT)などの新技術を一緒に標準化することにした。生体情報を利用した搭乗システム開発、拡張現実(AR)、バーチャルリアリティ(VR)を利用した緊急対応訓練なども検討する。

スキポール空港グループは、アムステルダム・スキポール、ロッテルダム・ハーグ、アイントホーフェン、レリスタットのオランダ内の4つの空港を、パリ空港グループはシャルル・ド・ゴール、オルリー、ブルジェの3つの空港を運営する。



鄭任洙 imsoo@donga.com