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「ギャラクシーノート7」の改修版、「ノートFE」の名で7日発売

「ギャラクシーノート7」の改修版、「ノートFE」の名で7日発売

Posted July. 03, 2017 09:41,   

Updated July. 03, 2017 09:43

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バッテリー発火事態により生産が打ち切られた三星(サムスン)電子のギャラクシーノート7が、「ギャラクシーノート・ファン・エディション(Fan Edition=FE)」という名で戻ってきた。三星電子は、ギャラクシーノート7の未開封品と未使用部品を使って作ったギャラクシーノートFE(写真)を7日から国内で販売すると、2日明らかにした。海外市場で販売するかどうかはまだ決まっていない。

ギャラクシーノートFEの価格は、出庫価格基準で69万9600ウォンとなっている。ギャラクシーノート7の価格は98万8900ウォンだった。三星電子は、ギャラクシーノートFEを40万台のみ限定販売する予定だ。メモリ、カメラ、ディスプレイ、色(ブルーコーラル、ゴールド、プラチナ、シルバー、チタン、ブラックオニキス)などの主要仕様は同じである。昨年、ギャラクシーノート7を初めて公開した時、注目を集めた虹彩認識技術や0.7ミリのペン先を取り付けて筆記感が高まったSペンなどもそのままだ。

ただ、バッテリーの容量は3200mAhで、ノート7(3500mAh)より減った。ノート7に搭載された無線充電機能も外された。その代わり、三星電子の最新スマートフォン「ギャラクシーS8」シリーズと同じ、UX(ユーザー体験)を適用するなど、ソフトウェアおよび運営体制は、アップグレードした。

三星電子は、ギャラクシーノートFEに人工知能(AI)音声秘書「ビックスビ」の一部の機能も搭載した。「リマインダー」と「ホーム」機能である。「夜10時に薬を飲むように教えて」とビックスビに入力すると、保存された時刻にその内容を表示したり、ユーザーに有益なコンテンツやアプリケーション(アプリ)を同じ画面で表示できる機能である。物事、画像、テキスト、QRコードなどをカメラで撮影すると、特定情報を提供する「ビジョン」機能と音声でビックスビを動作させる「ボイス」機能はない。

三星電子は先月30日、「2017年の持続可能な経営報告書」を通じて、ギャラクシーノート7のバッテリー発火事故の原因をもう一度取り上げながら、再発防止を約束した。三星電子は、「部品、製造、出荷など全段階にわたって8つの項目のバッテリーの安全性検査を導入するなど、電池だけでなく、すべての製品およびサービスの安全性を保証するプロセスを見直した」と明らかにした。8段階のバッテリー安全性検査の過程では、充電・放電検査、消費者条件の加速試験などが新たに含まれた。ギャラクシーノートFEもこのプロセスを経た。

三星電子は、ギャラクシーノートFEの購入客に対して、製品の色と同じ色の本物のクリアビューカバーを提供する予定だ。9月30日までギャラクシーノートFEイベントに参加する客には、Sペンの一般ペン機能が追加された「Sペンプラス」も提供する。



徐東一 dong@donga.com