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「 最も慎重なIT企業CEO」はテスラのイーロン・マスク氏

「 最も慎重なIT企業CEO」はテスラのイーロン・マスク氏

Posted July. 01, 2017 08:35,   

Updated July. 01, 2017 08:36

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世界の情報技術(IT)企業の最高経営責任者(CEO)の中で、テスラCEO、イーロン・マスク氏が最も慎重な性格の持ち主であるという分析結果が発表された。

28日(現地時間)、IT系求人サイト「Paysa」(ペイサ)が、IBMの人工知能(AI)ワトソンを活用してグローバルIT企業の11人のCEOを対象に分析した結果だ。最も慎重な人はマスク氏で、相対的に慎重でないCEOはフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏とアルファベットのラリー・ペイジ氏となった。

ペイサは性格分析にワトソンの「パーソナリティ分析(Personality Insights)」という性格分析の公開運用プログラム、インターフェース(API)を活用した。ペイサは、CEOの演説やエッセイ、本、インタビュー内容などを入力し、ワトソンのAPIが抽出された約2500の単語を基にこれらの性格を分析した。

調査結果、マスク氏は1点満点の0.96点で最も高い点数だった。シスコCEOのチャック・ロビンス氏は0.95点で、僅差で2位となった。そしてマイクロソフト(MS)のサティア・ナデラ氏とラリー・エリソン氏が0.91点で合同3位となった。ザッカーバーグ氏は0.73点で最下位だった。

フォーブスは、「ペイサがIBMのデータに基づいて分析した別の結果によると、慎重さはIT企業のリーダーに最も重要な要素の一つに挙げられる」とし、「マスク氏の『ムーンショット・アイデア』(革新的なアイデア)を見れば、慎重さとは程遠いと見えるかも知れないが、マスク氏が使う単語を分析した結果、最も慎重な性格とあらわれた」と評価した。

IBMのパーソナリティ分析APIは、書いたり話す内容から性格を分析するプログラムだ。IBMが昨年5月、IBMの新技術を紹介する「IBMコネクト2016」で公開された。IBMは、「このAPIは、企業が人材を採用する時、志願者が自社の人材像に符合するかどうかを検査したり広告の製作やマーケティングのために消費者の動向を分析する時に活用できる」と説明した。



金哉希 jetti@donga.com