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現代ウィア、後輪駆動ベースの四輪駆動システムを韓国内初開発

現代ウィア、後輪駆動ベースの四輪駆動システムを韓国内初開発

Posted May. 30, 2017 10:10,   

Updated May. 30, 2017 10:12

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現代(ヒョンデ)自動車グループ系列の自動車部品メーカーである現代ウィアが、起亜(キア)自動車のスティンガーに搭載する四輪駆動システム(AWD)の韓国国産化に成功した。

29日、現代ウィアは、後輪基盤電子式AWDシステムであるATC(Active Transfer Case)の開発を終えて量産に入ったと明らかにした。

ATCは、後輪駆動方式の自動車で動力の一部を前輪に伝えて四輪を同時に回す部品である。これまで全量を海外輸入に頼ってきたが、今回、韓国内で初めて現代ウィアが開発に成功した。

現代ウィアは、従来の海外製品と比較したときの性能においても引けを取らないと明らかにした。後ろから前に伝わる動力伝達効率を最大化させることで、エネルギー損失がほとんど生じないようにしており、騒音も最小化した。量産は、慶南昌原(キョンナム・チャンウォン)にある現代ウィア昌原第2工場で行われ、年間生産4万台、年間売上200億ウォン以上になるものとみられる。



李恩澤 nabi@donga.com