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コスピが連日高値、債券から株式への資金の移行目立つ

コスピが連日高値、債券から株式への資金の移行目立つ

Posted May. 27, 2017 09:28,   

Updated May. 27, 2017 09:29

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韓国総合株価指数(コスピ)が連日高値を更新し、株の取引は増加する一方で債権取引が減っている。

金融投資協会によると26日、今月に入って24日までの有価証券市場の一日平均取引は6兆173億ウォンを記録し、前月(4兆5988億ウォン)に比べると30.85%多い。コスピ市場の一日平均取引額が6兆ウォンを超えたのは2015年7月(6兆814億ウォン)以降、22ヵ月ぶりのこと。連日の史上最高額を更新しつづける高値のコスピを見て投資家が集まった結果であるという分析だ。他方、債券の一日平均取引高は昨年12月(16兆8094億ウォン)以来、5ヵ月ぶりの低値であることが集計でわかった。

専門家によると、世界的にリスク資産投資を好む傾向が強まり債券市場に向かっていた資金が、今度は株式市場へと移行するグレートローテーション(大転換)が始まっているという。ハナ金融投資のチョ・ヨンジュンリサーチセンター長は「これまで外国人が引っ張る上昇ピッチが続いたけれども、最近は証券会社などの機関投資家も株式投資に力を入れている。」と説明する。

一方、同日のソウル有価証券市場でのコスピは前日より0.53%上昇した2355.30で取引を終え、5日連続での史上最高値を更新した。外国人投資家と機関投資家の同時買いが続き、初めて2350台を突破した。



申珉豈 minki@donga.com