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KTと三星電子、U-20W杯で次世代技術のマーケティング激化

KTと三星電子、U-20W杯で次世代技術のマーケティング激化

Posted May. 22, 2017 08:40,   

Updated May. 22, 2017 08:40

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国内で開かれている国際サッカー連盟(FIFA)の20歳以下(U-20)ワールドカップを迎えて、企業のサッカーマーケティングが過熱している。情報技術(IT)の電機メーカー各社が来年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪に合わせて大々的な体験型のマーケティングを予告している中、技術マーカティング競争で優位に立とうとする企業各社が早くから第一歩を踏み出した格好だ。

KTは20日に開幕したU-20W杯で第5世代(5G)移動通信基盤技術を試験的に披露すると、21日発表した。KTは今大会のIT分野のオフィシャルスポンサーとして競技場に5G試験網を構築し、これに基盤した「360度VR」と「ライムスライド・インターラクティヴ」試合中継と結びつける予定だ。360度VRとタイムスライス・インターラクティヴ中継は、全州(チョンジュ)で行われる韓国の予選3試合と水原(スウォン)で行われる決勝に適用される。

KTの5G技術は韓国チームの予選3試合が行われる時、全州W杯競技場の屋外広場と決勝が行われる水原W杯競技場の屋外広場「CDゾーン(Commercial Display Zone)」で体験できる。KTの関係者は、「平昌で披露する仮想現実技術など体験型の5G技術を事前に公開する意味がある」と説明した。SKテレコムが最近野球の人気を追い風に「仁川(インチョン)SK幸福ドリーム球場」に大規模の5G体験空間を設置したのに続き、KTがサッカー場で5G試験技術を披露し、マーケティング競争は一段と激化しそうだ。

三星(サムスン)電子も今大会のオフィシャルスポンサーとして参加し、「ワールドカップスペシャルQLEDテレビ(量子ドット液晶方式の液晶テレビ)」技術と商品を積極的に宣伝している。これを購入すれば、ポイントなどの特典を提供するイベントを実施中だ。現代(ヒョンデ)自動車も今大会にジェネシスEQ900、ソナタ、アバンテなど123台の多様な車両を試合進行と選手の移動、運営の全般にわたって支援を行うと明らかにした。



林賢錫 lhs@donga.com